めでたいこと みっつ
2014.07.18 Friday
勉強会、たぶん入場料を2000円に上げてからは一番の入りだったような気がします。
以前のように消防法ギリギリの入りが帰ってきました。 うれしいっ!!感謝!!ありがとうございました。 最後の話、今のところ「死神の言い分」(しにがみのいいぶん)で。 柳家小三治師匠が人間国宝になったそうです。 おめでとうございます。 卓越した芸や技術、またそれをより鍛錬し築き上げていく事で人間国宝になられる方が多い中、 フラ(※)ひとつで認定されたのは小三治師匠が初めてだよ。 これってとても価値のあることだと思いますよ。 もっとも芸や技術は他の噺家の追随を許さぬほど、充分備わっておられらりってるのはもちりんです。 僕は今まで「人間国宝への道」というCDを2枚ほど出しましたが、3枚目はなさそうです。 誤解のないようにお断りしますが、ただなんとなく洒落にもナンニモならなくなってしまった気がするからですよ。 だって「しょうもない奴が何言ってやがる」ってつけたCDタイトルですからね。 けっこうしょうもない人がなってしまったらもう面白くないじゃん・・・これ褒め言葉ですよ…人間国宝に褒め言葉もないけど。 たぶんですが、御本人が御喜びでしょうし、本当にこれほど喜ばしい事はないと思います。 ※フラっていうのは落語家の世界でいう個性とか雰囲気とかソコハカトナイオモシロミというモノです。 落語家に一番大事なもののような気がしてならないものです。 新真打、決まりましたね。 けっこうな年寄りが2人も真打になります。 年寄り新真打の経験者として僕から言える事は一つだけです。 転んだりしないように。 これは芸の上で・・・ではなく、実際の披露目の慌ただしさのなかで身体に無理をかけないようにということですね。 若い人には何でもない段差が50代にはそうでないから。 あっ…今さら頑張っても芸はさほど進歩しないからねぇ…それよりとにかく怪我しないように乗り切ってください。 おめでとうございます。 |