momo-momo KINGDOM

ようこそ、のりー太王国へ! 春風亭百栄のブログ
新作の会が今晩あるよ

すごいタイトルついてるけど、それほど闘う気はないです。
でも、人前でしゃべるの久しぶりだから、第一声は声が裏返ったり、場にそぐわない威容に大きい声にならないように気をつけます。


| のりー太 | - | 09:58 | comments(4) | trackbacks(0) | - | - |
最近会ってない

まったく会ってないぞ、落語家に。
みんなどうしているんだろう?
最後にあったのは15日。千葉県際の落語家だ。
丸10日間会ってない。
落語家に会わないと酒を呑まない。
15日まで呑みが重なって、その次の16日辛いからって理由で一日酒をひかえた。そしたらそれっきり。
仕事も無く、人にも会わず、ありがたく米だけいただき、東にニュースがあれば「ふーん」と聞き流し、西から話しかけられれば「あーそうなんだぁ」と生返事をする。センター問い合わせしてもメールは無く、メールを送る気はさらに無く、そんな栄助に私はなりたいってゆーか、なってる。


| のりー太 | - | 21:17 | comments(1) | trackbacks(1) | - | - |
見舞いした日の事
下のブログを携帯で送った後のこと。
僕の話だし大して面白くないけど本当の話だよ。
隣のベッドのじいちゃんと、見舞いに来た家族の会話です。
入院しているおじいちゃんに娘と孫が、いろいろ身の回りの事をしているうちに、うまく喋れないじいちゃんが
「し・・し・・し」「どうしたの?おじいちゃん」
「・・し・・死・・死・・」
「おじいちゃん?・・・大丈夫?」
「死ぃ・・死ぃ・・死ぃ・・」
「ネェお母さん、どうしたの?おじいちゃん死んじゃうの?」
「大丈夫よ、エリ。」
「だって・・」
「大丈夫よ。」
「死ぃ・・死ぃ・・」
「・・・おじいちゃん(汗)・・・」
「死ぃ・・しぃ・・C・・C・・CCレ・・モンが・・冷・・蔵・・庫の中に・・エリに。」
冷蔵庫から出てきたよCCレモン。
最近あんまり飲まないけど、うちの田舎ではまだエース級の飲料水。
でもエリちゃんいらないっって。
| のりー太 | - | 01:16 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
エスパルスの競技場

田舎の知人の見舞いに行ったら、窓から見えたので撮っておきました。
「早く元気になってJリーガーになりましょうね、おじいちゃん」という、病院側の優しい心づもりが感じられ・・・・なわけございませんわよね。


| のりー太 | - | 18:59 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
救出作戦
今考えると、僕もずいぶん動転していた。
とりあえず一番最初にやることとして119番電話する事を選んでいた。
レスキューが来るまでの間に、家のフスマをはずして、こちら側に飛び移るように必死にモモに声をかけたり、猫じゃらしを振ったり、缶詰のキャットフードを缶切りで開けるところを実践したり、モモのお気に入りのネズミの玩具で言葉尻にチューを付けて話しかけたり、3階の通路からありとあらゆる猫馬鹿ぶりを近所の住民にさらけ出していた。
そのうちにやっとレスキュー到着。事情を話して、モモの現在地を知らせると明らかに戸惑っているようだった。
「いや・・あのう・・青木さんねぇ・・。猫も大事な家族の一員であることは重々承知していますよ。・・でもねぇ・・夜になったら勝手に帰ってくる可能性はかなり高いと思うんですけど。・・・そういう事なので、今日はこれで帰らせてもらいます。」
こんな冷徹な事を言い放つのだ。頭に来た僕は、「どんな手段を取ってもいいですから、今すぐ助け出して下さい。」と言ってやった。
すると「じゃあ周囲全体に足場を組んで、大人数で追い込んでつかまえますか?それともヘリでも呼びますか?どちらも100万円以上かかりますよ。」
そういう事を言っちゃってくれるのだよきゃつらは。
まったくその通りなので「ありがとうございました。どうぞお引取り下さい。ご苦労様でした。すいません御足労かけて」と言って追い返してやったわっ!
その次に考えたのはテレビ局に電話して「猫ちゃん救出大作戦」という事で報道してもらい、そのレスキュー代も出して貰い、おまけにちょっとした売名も出来るというものだった。
すぐに電話をしようと思ったけど、マスコミは動きが早いから、とりあえず先に着物に着替えておこう。ピンクにしようか?いや、本格派を強調するために黒紋付にしようか?「モモーっ!」と呼びかけるときの横からのカメラ割りはどんな風に写るのだろうと鏡を見たり忙しくあれやこれやしていると、4階に住んでいる大の猫好き犬好きのお母さんが下りて来て、
「猫ちゃん大変じゃないのっ!!こっちに来て」と言われて一階まで降りると、あらかじめ用意してくれたのだろう、つなぎ合わせた馬鹿でかい脚立を指差して、
「これで助けるのよっ!」と賢者のように言ってくれた。
言われるままにとてつもなくでかい脚立を担いで隣の倉庫に立てかけると、なるほど屋根までなんとか手が届きそうだ。
グラグラするのでさすがに躊躇しそうになったが、そんな事をしたらこのお母さんに怒られそうなので、無の境地ではしごに登りきり、有無を言わさずやっと届いたモモの体をワシ掴みにすると、引っかき傷を作りながらなんとか助ける事が出来ました。
2枚目の写真は助けた直後に撮ったものです。
たくましい4階のお母さんと、少し冷静にさせてくれた爆笑問題の太田さんそっくりの消防署員と、信じられない事にオチも何も無いこのブログを読んでくれた皆さんに感謝します。
| のりー太 | - | 12:15 | comments(3) | trackbacks(0) | - | - |
隣の酒問屋が解体工事

ずっと揺れてる。ちょっとビビるよ。
ここの問屋の倉庫の屋根には、うちのモモがカラスに連れ去られた思い出があります。
生後7ヶ月の時に避妊手術を受けて、傷口を開かないようにと体にニットの布を巻かれていました。
不自由な状態で窓から外を眺めているなぁ、不安定だなぁ、大丈夫かなぁと思ったのもつかの間、「バサバサッ」と音がしたかと思ったら、カラスの影だけを残して一瞬にしてモモの姿が消えてしまった。
「ええーっ!!」と思ったのは僕だけじゃなかった。
僕より先にササミとカイが何処からかスッ飛んで来て窓から外をこわごわ見ている。
僕もあわてて後を追って外を見ると、隣の倉庫の屋根でカラス3羽に囲まれてモモがいじめられている。ニャーニャーと弱気な声で鳴いちゃってるのよ。小さくなって丸くなってカラスの攻撃に耐えているのよ。
さすがに動揺したね。
その瞬間こそ見ていなかったけど、おそらく感の鋭いカラス達が、体の弱い奴だと見切って鋭い爪を布に引っ掛けて連れ去ってしまったか?それとも馬鹿なモモがカラスに飛びかかって、運よく落ちることなく隣の屋根までぶら下がって行ったか?
どちらにしても信じがたい状況にとにかく「こらーっ!!なにしてるっ!」と人間語で怒鳴って、なんとかカラスは追っ払った。
後はモモをなんとか助け出さなければいけないのだった。
なにせ隣の倉庫は今現在取り壊さなければいけないほど、当時からボロボロだったし、その数日前には風に飛ばされてその倉庫に乗ってしまった洗濯物を取ろうと、隣のマンションの人が上がったところ、屋根が抜けて大怪我をしたところだった。
興奮して動転したモモはニャーニャー泣きながら、どんどん離れていってしまう。
さぁよわったぁー。続きはまたこの次に。


| のりー太 | - | 16:50 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
夏は毎年この状態

暑いからってビール飲み過ぎ。
おかげで今年も胃が荒れている。
しかも今年は腰も痛いぞ。(なんで?)
この腰の痛い原因を必死に考えた。そしてわかった。
あのお芝居で机の下に34分間しゃがみ込んでいた、あれが原因だ。
間違いない。
あれからこっち腰にずっと違和感があって、ここへ来ての猛暑で痛み出したんだなぁ。
でも同じ体勢を僕の3倍やっていた久蔵兄はどうなんだろう。
あの兄さんは身体がやけに丈夫だし、僕よりは10才も若いから大丈夫なのかね。
原因がわかったからよくなるワケでもないけど、少し楽になった。
そして歳を自覚して無理をしない余生を送る事にしよう。

あーーっ、ここ何日間の事で書きたいことはいっぱいあったはずだけど、酔っ払ってたから思い出せないのと、とりあえずやることがあってなかなか書けそうにない。
考えていた事もいろいろあったのになぁ。
またいつの日か思い出したように唐突に書かせてもらいます。


| のりー太 | - | 14:33 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
今日から池袋

昼席12:30上りです。
15日まで続けて出演します。
まっとうな社会人には見るに困難な時間しか上がれません。
仕事サボってまで来てねとは言いません。
またサボる口実には使えませんので、お気をつけ下さい。

写真は大間々の「ながめ余興場」


| のりー太 | - | 09:18 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
ティッシュ使いの達人

浅草の寄席に出ているので、ラーメン屋巡りを一休みして蕎麦三昧。
寺方蕎麦長浦・並木藪・何故かよく行く雷門脇の田川の三軒。
昨日の高座後に行った並木藪でのこと。
まだ時間は14時前だし当然相席。僕の前には天盛りを待つ50代のご婦人。その隣には勢い良く二枚目のもりをすする30代の男性。あと数口で完食というところで事件発生。
チュルッと吸い込まれた蕎麦の尻尾が最後の抵抗とばかりに、ひやつゆをピッ!っと蹴飛ばした。蹴りだされたつゆは放物線を描いて隣のご婦人が着ている白いシャツにピトり・ジワリと染み付いた。
「ぎゃっ」と言って中腰であわてるご婦人。事の重大性に気付き動揺する兄さん。
その時一人の紳士の手がスッと反応した。(俺のんだよ)
そしてその手には武富士のティッシュペーパーがっ。(三ノ輪駅前でもらったやつ)
こういう老舗ではいちいちオシボリなど出さないと知っていたので事前に用意していたのだ。(うそだよ。偶然だよ。後付の理由だよ。)
4・5枚取り出すと即座にグラスの水に湿らせてご婦人に。
この一連の動きの速やかさに奥座敷で一人で酒盛りをしていた浪人が只者ではないっという目つきでこちらを睨む(いねえっつーの!いつの時代?)
ご婦人がシャツのシミをふき取るまでにかかった時間4・27秒。
対処が早かったのかシミは跡形もなかった。(乾いたあとに'あ〜あ、やっぱりシミになってる’ってのは知らないよ)
その後は感謝感謝の雨あられ。ご婦人からも、兄さんからも、女給さん達からも。そして最後にゃ板長さんでしょうか、厨房から出てくると帽子を取って深々と頭を下げられてしまった。
「いやいや・・いいんですよ。ホモサピエンスとしてのDutyをしたまでのことですから・・・」と言いつつ周りを見回したが、・・・もう感謝の言葉を口にする人は底をついたようでした。
その後は別に店から粗品をもらうわけでもなく、蕎麦の勘定まけてもらうわけでもなく、ただただ出てきた「もり」と「はなまき」を、「ここで俺がつゆかけたら、さっきのいい話がだいなしだもんな」と蕎麦をすする音も威勢悪く緊張気味に食べただけでした。
帰り際に、みんなしてもう一通り「ありがとうございました」をいただけるかと思ったけれど、もう3年も前の事のように忘れ去られてしまったようだ。
でもいいんだよ。
もり蕎麦   650円 
はなまき蕎麦 700円
シミのとれた白いシャツ Priceless


| のりー太 | - | 17:18 | comments(7) | trackbacks(0) | - | - |
近所の人気猫

畳屋の飼い猫で、皆によくさわられている。
車が滅多に通らない狭い道だけど人通りは激しいので、安全でその上人間見物には飽きない、猫にとっては絶好のロケーションで飼われている。
また畳屋の目の前には「極楽荘」と言う名前の、天国の入口みたいに前構えの広いアパートがあって、暇になったらここで庭を探検したりゴロゴロできる。
近所のペットショップにはかごの中しか知らずに生きてる子がいるんで、いつもこのギャップを考える。
病気は怖くても出来れば自由におもてで遊びたいよ。
だから暴れたくなったら、鍋ひっくり返そうが、湯飲みを割ろうが、1,5メートルの高さからミゾオチにダイブして飼い主をモンドリうたせようが文句は言わせない。
ああ自由にやってちょうだい。


| のりー太 | - | 06:47 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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